教養や趣味、勉強のために本を読みたいと思っていても、働いているとなかなか読書の時間がとれませんよね。そんなときは、オーディオブックを試してみてはどうでしょう。
オーディオブックとは
オーディオブックは、出版されている本を読みあげてCDやmp3などの音源にしたものです。手軽に聞けるので、スマートフォンに入れておいて空いた時間に聞いたり、パソコンで仕事をしながら流し聞きしたりできます。
オーディオブックのよいところ
- 通勤時間や待ち合わせの空き時間に、本を聞けます。
- 本を持ち歩く必要はありません。ここまではKindleなどの電子書籍でも同じですが、字を読まなくてよいので車酔いする人も心配なく車や電車の中で本を読めます。
- 本物の本や電子書籍では、視線を文章に走らせる必要があります。一方で、オーディオブックは聞くだけでよいので、掃除をしながら聞いたり運動をしながら聞いたりと他のことをしながら本の内容を聞けるのです。本を読む時間が足りないとお困りの方は、ながら聞きができるオーディオブックが特におすすめです。
- 場所をとりません。CDのオーディオブックを購入するとCDの置き場所が必要ですが、mp3のダウンロード販売などを利用すれば物理的な置き場所は必要ありません。本を読みたいけど、置いておく場所がないという人には嬉しいところです。
オーディオブックを手に入れるには
オーディオブックはCDで売っているものもありますが、最近はmp3などのダウンロード音源が増えています。主な入手先としては、
- iTunes
- Amazon
- オーディオブックのダウンロードサイト
の3つが挙げられます。
iTunes
まずiTunesですが、英語のオーディオブックがかなり豊富に揃っています。しかし、日本語のものはあまり品揃えがよくありません。
Amazonのダウンロード販売
次にAmazon、オーディオブックCDの販売が主です。NHKラジオ英会話やアルクのキクタンなど、外国語学習のダウンロード販売mp3はおいてあります(Amazonデジタルミュージック:語学コンテンツ)。
ただし、実用書や小説などを朗読したオーディオブックのダウンロード販売は見当たりませんでした。デジタルミュージック:朗読というカテゴリがあったのですが、日本語で聞けるのはお経だけのようです。
オーディオブックダウンロードサイト
オーディオブックのダウンロードサイトは大本命です。無料でダウンロードできるところもありますが、英語のサイトばかりです。
- Books should be free 著作権のきれたオーディオブック音源を集めたサイト
- LibriBox ボランティアの読み手が朗読した音源を集めたサイト
上の2つが、音源が多く質もそれなりによいものが多いです。英語の勉強用に英語のオーディオブックを探しているという方は、これらがおすすめです。
日本語のオーディオブックをダウンロードしたい場合、有料のサイトしか今のところないようです。
などが、扱っている音源が豊富です。2つを比較すると、FeBe!の方が実用書や自己啓発書が豊富で、発行されてまだそれほど時間がたっていない本でも取り扱いがあったり、ジャンル分けが見やすかったりと長所が多いと思います。ということで、私はFeBe!の方をメインに使っています。