パワーポイントスライドに数式を入れる煩わしさから解放されたいなら、iPad+MyScript MathPad!

Latexは複雑な数式を綺麗に清書できますが、コマンドを書くのが面倒ですし、パッと見て何が書いてあるか把握できなかったりと使い勝手はあまりよくありません。

でも、iPadにMyScript MathPadというアプリをインストールすれば、iPadに手で書いた数式をすぐに綺麗なフォントに出力してくれます。有料ですが、Tex形式への出力も可能なようです。パワーポイントなどの発表スライドに数式を入れるとき、いちいちTexコマンドを入力している方は、これを使えば数式部分だけ直感的に作ることができて超便利です!


MyScript MathPadの使い方

ここから、MyScript MathPadをインストールできます

使い方はとても直感的。

パレットに手書きで数式を書くと・・・

mathpad1

すぐにそれが綺麗なフォントの数式に変換されます。

mathpad2

指数や対数、Σ記号などかなり複雑な表記にも対応しています。指数などは、しっかり小さめにかかないと、普通の大きさで変換されたりすることがあります。正確に変換してもらうためには、それなりに丁寧に手書きする必要があります。

間違えた!と思ったら、上から指でぐしゃぐしゃ消すと

mathpad3

その部分が消えます。おもしろい!

mathpad4

パワーポイントへ数式を載せる

私のやり方は、

  1. iPadとパワーポイントがインストールされたパソコン(MacでもWindowsでもよい)のDropboxをつかって同期させる
  2. MyScript MathPadで書いた数式をスクリーンキャプチャで画像として撮って、Dropboxに入れておく
  3. パワーポイントで、数式が欲しいところにDropboxから画像を挿入して使う

という感じで使っています。iPadでパワーポイントが使えれば、iPadの中だけですべて完結するのですが、未対応なようです。数式の背景に、薄い補助線がでてしまうのが気になる人は気になるかもしれません。同期の手間がありますが、複雑な数式をいちいちLatexでタイピングする手間を考えたら、こちらの方がましだと思います。

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