毎日慌ただしく過ごしている間に、なんとなく時間が過ぎていって本当にやりたいことができない・・・という悩みをお持ちの方は多いと思います。そんなとき、1日の行動を記録した振り返りノートが非常に役に立ちます。私も一週間ほど書いてみて、1日のうち本当にやりたいことに割ける時間が増えました。
振り返りノートとは
振り返りノートとは、1日の行動をメモしたノートです。
1日の終りにそれを見なおして、こうすればもっと短い時間で仕事を終わらせられたのではないかとか、他にやりたいことができたのではないかと思える改善点を記入します。
次の日、昨日の夜に考えた改善点を意識しながら行動し、また振り返りノートにメモしていきます。毎日繰り返すと、だんだん自分が気分よく仕事をするためのリズムがわかったり、無駄な時間が省けるようになったりしていきます。
振り返りノートを作ることで得られるもの
- 自分が過ごした無駄な時間が意識できるので、ダラダラと時間を過ごさないようになる
- 別々にやっていた仕事を同時にできないか?など、改善できそうな点に気がつくので時間に余裕がつくれるようになる
- 連続して休憩なしで仕事をしていたり、1日のうち運動の時間がまったくとれていなかったりすることに気がつける。適度に休憩時間を入れたり、意識して運動に時間をさけるようになり、充実度が増す
- 2時間に一度甘い食べ物を摂ると集中して仕事ができるなど、自分に合った生活のサイクルがわかるようになる
また、食事の内容や運動した時間・内容もメモしておくと、摂取カロリーや消費カロリーなどもある程度把握できるので、食べ過ぎや運動不足を意識して避ける事ができます。
振り返りノートの作り方
朝起きて、時間に区切りがつくたびにメモしておきます。時間がなければ、後から思い出して書き込むのもアリです。自分だけが読むので、わかりやすく書く必要はありません。
私はevernoteを開きっぱなしにしておいて、仕事が片付くたびにメモをしています。こんな感じです。その時点でダラダラ過ごしてしまったな~と思ったら、それも書き込んでおきます。
1日の最後にこれを見直しながら、改善点を書きます。
- 午前中ダラダラ仕事をしてしまった。1時間半立案して、残り1時間は情報収集に回すなどもっと細かく時間を区切ったほうがよかったかもしれない。
- 午後1番にバグ取りをしたのは時間帯が悪かった。午前中や夕方など、眠くならない時間にした方がよかった。
- 15:00から後輩に仕事を教えて1時間もつかった。つきっきりで教えないといけないわけではないので、書類印刷・シュレッダーかけなどの雑用をしながら時々様子をみて教えてあげるのでも大丈夫かもしれない。
反省するだけだと落ち込むので、自分がよくできたと思ったところはしっかり褒めます。
- 早起きして、部屋の掃除をする時間がとれた。
- 昼食の後、散歩してリフレッシュできたので今後も続けたい。
- 夕食に野菜ジュースだけで他に食べなかった。頑張れた。
毎日書き続けると、「いまダラダラしてるけど、これも後でメモに残るんだ」と思ってさっさと行動できるようになります。もちろん、反省点を活かして時間を短縮したりリフレッシュしたりも上手にできるようになっていきます。