英語は英語で覚えよう!おすすめのTHESAURUS(類語辞典)

英単語を覚えるとき、英語と日本語を対応させて覚えていませんか?例えば、知らない単語を調べるのに英和辞典をひいたり、単語カードの裏表に英単語とその和訳を書いて覚えたり・・・その方法では、あまり効率よく英語が覚えられるとは言えませんし、英語を考えるときいちいち日本語で考えなければいけません英語は英語で考えて話したり書いたりした方が、より早いスピードで文章がつくって話せるようになります。そのためにおすすめするのが、シソーラス(類語辞典)です。

シソーラスとは?

シソーラスとは、類語辞典のこと。日本語のものも出ていますが、英語を覚えるなら、ある英単語を別の英単語で言い換えているものを使います。例えば、後述の私が使っている類語辞典では”deline”をひくとこんな説明がされています(もっと類語の単語が多いのですが、下記では省略しています)。

— decline

1. refuse, reject, fail to accept, …

2. slope downward, incline downward, …

3. weaken, fail, sink, worsen, …

これを読めば、断る・下に傾く・衰退する、のような意味があることは、簡単な英語の語彙があれば推察できます。英語を英文で説明してくれる英英辞典も、同様に英語を英語で考える練習になります。でも、英英辞典の長い文を読んで単語の意味を推理するよりは、類語辞典で同じ意味の知っている単語をいくつか把握するほうがよほどスピーディーで楽なので、私はいつもシソーラスに頼ってしまいます。使いやすいのです。


なぜシソーラスがよいか?

上でも書きましたが、

  • 英語を英語で覚えることで、爆発的に語彙力が増える
  • 英語が出てくるスピードが早くなる。日本語を経由しないので、英語を聞いて英語で考え、英語でアウトプットするスピードは非常に早くなります。
  • 辞書をひいた時に忘れかけていた英単語を復習できる(英和辞典をひいていたのでは、忘れかけていた単語に出会う機会すらありません)
  • 推理力がつく。英語の文章を高速で読んだり、テストの時に辞書なしで読んでいくには、知らない単語を前後から推理する力が必要です。シソーラスのまわりに書いてある単語から意味を類推することで、推理力が伸ばせます

おすすめのシソーラス

はじめてシソーラスを使ってみる人におすすめなのが、Random House Roget’s Thesaurus。1000円台で買えるので、ボロボロになるまで使い潰しても惜しくありません。比較的初学者向けの辞典ですが、初~中級者くらいまでは十分に対応できますし、上級者でも使う価値はあります。

類語の他に、反対語も英単語で書いてくれているのが嬉しいです。例えば”fundamental”をひいたら、

–fundamental

1. basic, elementary, first, …

-Ant. 1 advanced; secondary, subordinate, lesser

のように、後半に反対語が出ています。これで、同義語とともに反対語も、一度に語彙力を増やせます。

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